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保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

ソ連大使館員は広島、長崎から東京に戻り体調が悪化した

公開日: 更新日:
長崎に投下された原爆のキノコ雲(1945年8月9日)/(C)共同通信社

 2人のソ連大使館員、イワノフとセルゲーエフが長崎駅に着いたのは8月17日の朝だったという。その列車は長崎駅までは行かず、2つ手前の小さな駅で停車し、客はそこで降ろされた。2人は駅長に話をつけ、荷物の保管や宿泊場所を紹介してもらったという。こういう描写を見ると、やはり彼らは外国人… 

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