使途不明金たったの4万円? 萩生田光一・自民党前政調会長が収支報告書訂正

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 自民党安倍派の裏金事件を巡り、同派の萩生田光一前政調会長が29日、ブログを更新。自身が代表を務める政党支部の2020~22年分の政治資金収支報告書を訂正したと明かした。

 2月2日に「不明」と訂正した支出の中身を精査したところ、今年提出する23年分と合わせて使途不明金は約4万円。海外出張時に両替した外貨の残金などで、為替の関係で細かい端数が合わないという。

 萩生田氏は18年からの5年間で計2728万円を安倍派から受領。ブログでは、このうち未使用分約1897万円を派閥に返還したとしている。判明した分の826万円は会食や外国要人への贈答品などに使ったそうだ。

 私的流用や不正支出はないとしているが、ならば初めから記載すればいいだけの話。なぜ、記載しなかったのか。説明を尽くしたとは言い難い。

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