シリーズ「伴食宰相」(6)田中角栄の執念が生み出した“使い捨て総理”たち
![伊東正義首相臨時代理(ひつぎ持つ人の先頭左)、鈴木善幸自民党総務会長(同右)らの手で大平邸を出る故大平首相のひつぎ=1980(昭和55)年6月14日、東京・瀬田(C)共同通信社](https://c799eb2b0cad47596bf7b1e050e83426.cdnext.stream.ne.jp/img/article/000/338/307/1e98e4037243bc72d79d17bed9c0b6fd20240401122330864_262_262.jpg)
昭和史の中で、首相を使い捨てのような時代が3回あった。あえて付け加えると、昭和から平成にかけてもそのような現象があり、都合4回を数えることができると記してきた。首相自身に何かが欠落しているというのが、伴食宰相といわれるゆえんだとも思うからだ。
これまでA群(昭和11年3…
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