著者のコラム一覧
溝口敦ノンフィクション作家、ジャーナリスト

1942年7月5日生まれ。早大政経卒 徳間書店、博報堂勤務を経て、フリージャーリストに。暴力団や闇の世界に深く食い込んだド迫力ルポには定評がある。『食肉の帝王』で第25回講談社ノンフィクション賞受賞、日本ジャーナリスト会議賞受賞。『暴力団』(2011年)がベストセラーに。

六代目山口組と絆会が特定抗争指定団体になって高山若頭の大誤算

公開日: 更新日:
弘道会直系・余嶋学組長射殺は、絆会の報復だった(神戸市長田区ラーメン店主射殺事件=2023年)/(C)共同通信社

 大阪や兵庫など6府県の公安委員会が近く、六代目山口組と絆会を特定抗争指定団体に指定する運びだ。「特定抗争指定団体」の要件はハッキリしないが、どうも2つの暴力団がやられたらやり返す状態、つまりやられっぱなしではなく、やられた側が次に相手側をぶっ叩くことが必要らしい。これこそ暴力団… 

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【連載】溝口敦の「斬り込み時評」

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