自民党の信頼は地に落ちたまま…石破茂「ルール守る」に《そこから?》と総ツッコミの当然

公開日: 更新日:

《つまり「守っていなかった」と認めたわけだな》《これまでは透明じゃなかった。怪しかったと言っている(笑)》

 ネット上でこんな冷ややかな声が出ているのが、自民党総裁選(9月12日告示、27日投開票)に立候補を表明した石破茂元幹事長(67)が30日の陣営選対本部の会合で訴えたあいさつに対してだ。

「ルールを守る自民党にしたい。政治資金の透明性を確保することから信頼回復を成し遂げたい」

 故・安倍晋三元首相と競った2018年の総裁選では、「正直で公正、謙虚で丁寧」を掲げた石破氏。今回は「日本の未来を守り抜く」をスローガンに、①ルール②日本③国民④地方⑤5若者・女性の機会――という「五つの守る」を掲げたのだが、実現不可能な大風呂敷を広げるのは論外としても、真っ先に挙げたのが「ルール」なのだから、受け止める国民の中には複雑な思いを抱く人も少なくないようだ。

《「信号が青になったら横断歩道を渡る」と同レベルでは。そんな当たり前のことを総裁選で掲げなければならないほど落ちぶれた自民党》

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因