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室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

選挙とはなりふり構わず真面目に戦ってこそだと思う

公開日: 更新日:

 はじめこのニュースを見たとき、あたしの感想はこうだった。でも、じわじわと立花さんに対する許せない思いが強くなってきた。なにしろ、立花さんは選挙期間中、ずっとこれをくり返しているんだもん。

 2021年、2024年の衆議院選挙、あたしは夫の選挙を手伝った。手伝ったというか、気持ちとしてはともに戦った。

 2021年の選挙、夫は野党の推薦を受け立候補、対立候補は自民公認だった。そこへ地元の市長を5期務めた人が名乗り出た。どこの推薦も受けずに。

 彼は結果、3位であったが、街宣カーに乗り込み、投票日前日まで「選挙はこれからであります! 逆転できます!」と声を枯らして訴えていた。

 感動した。あたしは、選挙とはなりふり構わず真面目に戦ってこそだと思う。そのくらい尊いものだと。

 雨の中、交差点に、党の旗を持って立っている人たちがいる。それが敵側であっても、あたしは車の窓を開け、手を振って激励する。「お互いに頑張ろう」と。真面目にやれば、そうなる。

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