自民落選前議員ら執行部に恨み節 裏金非公認「2000万円振り込みなければ…」グチるトンチンカン

公開日: 更新日:

 自民党が惨敗した一因が裏金事件であることは論を俟たない。国民に増税を求めながら、自分たちは長年にわたって脱税的な手段でカネをためてきたのだ。本来は議員辞職が当然なのに、辞めないどころか説明さえも拒否し続けた。下村氏に至っては「全容を知り得る」立場だったにもかかわらず、衆院政治倫理審査会で「知らなかった」を連発していたわけで、有権者が怒りの鉄槌を下すのも理解できるだろう。

 つまり、多くの前議員が落選したのは「自業自得」なのだ。それなのに「2000万円の振り込みが…」「執行部の判断ミス」などと恨み節を言うのは勘違いも甚だしいのではないか。

 ネット上でも呆れる投稿が多く見られる。

《裏金事件をまったく反省していないことがよく分かる。何が悪いのか理解しているのか》

《執行部批判などお門違い。下村さんなんて2000万円問題が無くても落選していた》

 「終結宣言」などとんでもない。これから真相解明が始まるのだ。

  ◇  ◇  ◇

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトバンクに激震!メジャー再挑戦狙うFA有原航平を「巨人が獲得に乗り出す」の怪情報

  2. 2

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    草間リチャード敬太“全裸騒動”にくすぶる「ハメられた」説…「狙った位置から撮影」「通報が早い」と疑問視する意見広がる

  5. 5

    維新の「議員定数1割削減」に潜む欺瞞…連立入りの絶対条件は“焼け太り”狙った露骨な党利党略

  1. 6

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  2. 7

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  3. 8

    「これが寝るってことだ」と感激…女優の岡崎友紀さん変形性股関節症との苦闘

  4. 9

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  5. 10

    公然わいせつ容疑で逮捕→釈放も“連帯責任”…Aぇ! group草間リチャード敬太の芸能界復帰はイバラの道