参院選“内部調査”で見る石破自民「落選危機」27選挙区リスト 炎上議員、大臣経験者…“難あり”人物ゾロゾロ
■「ブライダルまさこ」も
大臣経験者も落選危機リスト入り。安倍内閣で内閣府特命担当相(消費者及び食品安全、少子化対策、男女共同参画)や法相を務めた森まさこ議員である。
岸田内閣の首相補佐官(女性活躍担当)だった2023年8月、ブライダル補助金事業を推進する傍ら、業者との“蜜月”関係が取り沙汰されて大炎上。SNS上で「ブライダルまさこ」なる不名誉なあだ名を付けられた。せっかくの大臣経験も形無しで、ある福島県議は「正直、野党候補が一本化したら大接戦になる」と危機感を隠さない。
情勢調査には、早くも雲行きの怪しい20選挙区以外に“当選絶望”の選挙区が7つもある。27人落選危機の石破自民は決して安泰ではない。
◇ ◇ ◇
衆院で少数与党の国会運営を強いられる石破政権にとって、参院選は自公の過半数維持が最低ライン。政権ナンバー2が引き締めを図る一方、“機密事項”たるべき選挙戦略はダダ漏れだ。●関連記事【もっと読む】『石破自民「参院選戦略」ダダ漏れの体たらく…流出の“内部資料”では野党共闘をピリピリ警戒』で詳報している。