新たな連立政権は「自公+維新+参政」か「自公+国民+参政」か? 玉木財務相、神谷文科相…こんな声も流れ始める
石破続投なら今年度予算案に賛成した維新一択。盟友の前原誠司共同代表を大阪都構想を管轄する総務相に招けば、落ち目の大阪維新にとっても渡りに船だ。
これに対して国民民主の玉木雄一郎代表は“103万円の壁”や“ガソリン暫定税率廃止”の3党合意をほごにされた石破の退陣を前提に、政策実現のための連立政権参加に前向きだ。
手取りを増やす積極財政を訴えてきた玉木を副総理兼財務相に迎え入れれば、自民敗北の最大の要因とも言える財務省支配の硬直化した税制と財政、社会保障の大改革に向けた国民有権者の期待は高まろう。
問題は極右の参政党の扱いだ。
神谷宗幣代表は4~5党から成る連立政権への参加に前向きな発言を繰り返している。そうであれば、国民、維新のどちらが連立に参加しても、もれなく付いていくつもりだろう。
「本人は文科大臣に色気を見せているようです。教育勅語やら天皇の側室制度復活を主張していますしね」(前出の全国紙デスク)
昔も自社さとか自自公連立があったが、国民民主や参政党まで連立参加となれば、民意とはいえ、前代未聞のすごいことになりそうだ。 (特命記者X)