自民・森山幹事長にまさかの「続投説」…秋の臨時国会に向け精力的に動き、にわかに現実味
■進退は石破首相と一蓮托生
相手は維新だけではない。4日の衆院予算委員会は、立憲民主党の野田佳彦代表が石破首相の続投を「後押し」するかのような質疑だった。物価高対策や企業・団体献金の見直しで自立間の協議を持ち掛け、石破首相が「同意する」と応じたのは異様だった。
「事前に話ができていた可能性がある。立憲の安住淳衆院予算委員長と森山幹事長のラインで打ち合わせ済みだったのではないか」(立憲関係者)
ガソリン減税を含め、物価高対策は秋の臨時国会が本番。国会で2度も先送りされてきた企業献金も答えを出さなければならない。
「森山幹事長が責任を感じているのは事実で、辞める意思はあると思いますが、一方で石破首相は森山さんがいなければ政権運営できないとの思いが強い。石破首相が本格的な続投を視野に入れるならば、森山さんを慰留するのではないか。石破首相と森山幹事長の進退は一蓮托生なのだと思います」(ジャーナリスト・山田惠資氏)
世論調査で「辞任の必要はない」が「辞めるべきだ」を上回るなど、石破首相は続投の意を強めているとみられる。2人揃ってまさかの続投?
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