高市も玉木もろくでなし まともな首相候補はいないのかと庶民の悲鳴

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国民生活を犠牲にして駆け引きに明け暮れる永田町

まさかの続投論も(C)日刊ゲンダイ

 誰が首相に指名されるのか、時間切れが迫るなか、政局は混沌としているが、理由は明白。どの候補者もろくでもないのだ。「政治とカネ」まみれの高市は言うに及ばず、玉木は党利党略個利個略。石破続投論が出るマンガ事態に庶民の絶望と嘆き。

  ◇  ◇  ◇

 10日に公明党が連立政権からの離脱を決めてから、秋の3連休を挟んで、14日の政界は慌ただしかった。

 野党は立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の幹事長が首相指名選挙の対応について協議。国民民主は自民党、公明党ともそれぞれ会談した。

 国民民主の榛葉賀津也幹事長によれば、自民の鈴木俊一幹事長から「政治の安定のため、新たな枠組みに協力いただきたい」との要請があったという。連立を視野に入れた発言だ。

 一方、その裏では、自民の梶山弘志国対委員長と、維新の遠藤敬国対委員長の会談も行われた。首相指名選挙での連携を模索する動きである。

 あちこちで多数派工作が行われているが、どの党も暗中模索に見える。自民は国民民主と維新のどちらを懐柔するつもりなのか。国民民主は自民を助けるのか、それとも野党連携の方向に舵を切るのか。 

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