刹那のバラマキの支離滅裂…高市政権「責任ある積極財政」という言葉遊び
再び大企業だけがボロ儲けして家計が疲弊する状況が進む
アベノミクスの二匹目のドジョウを狙ってか、高市内閣は周囲をリフレ派、積極財政派で固めて大盤振る舞いの様相だ。
単年度PB指標も撤回し、ガソリン税撤廃を筆頭に武器の爆買い、病院支援、投資拡大と次から次へだが、その財源は後回し。庶民にはインフレ増税、大企業に実弾支援の亡国政策。
◇ ◇ ◇
「これもアベ あれもアベ たぶんアベ きっとアベ」~。永田町では今、1970年代後半から80年代前半に流れた女優・松坂慶子のヒット曲「愛の水中花」の替え歌が密かにはやっているという。
歌詞は、故・安倍元首相を“師”と仰ぎ、総理大臣就任以降、やることなすこと「安倍政権の模倣ばかり」との声が出ている高市政権を指しているのは言うまでもない。
高市首相は10月24日の所信表明演説でも、第2次安倍政権発足時とそっくりのフレーズ「強い経済」や「力強い外交・安全保障」を訴え、トランプ米大統領との日米首脳会談では安倍を持ち上げ、これまた安倍政権と同様に防衛費の爆上げや武器の爆買いを約束。経済政策でも「アベノミクス」の二匹目のドジョウを狙っている様子がアリアリだ。



















