二階俊博氏は引退、公明党も連立離脱…日中緊張でも高市政権に“パイプ役”不在の危うさ

公開日: 更新日:

番頭役の木原官房長官は反中感情ムキ出し

 これだけ大きな2つの穴を埋めるのは至難の業だ。

「超党派の日中友好議連の会長ポストを二階さんから引き継いだ森山前幹事長は政権と距離を置き、林総務相も日中議連会長の経験者とはいえ、最近は『親中派すぎる』とみられるのを警戒。現職閣僚として高市首相を差し置いて動くわけにもいきません。茂木外相は中国との関係は悪くないが、次の総理の座を狙って虎視眈々。高市政権が倒れれば自分の番だと踏んで、傍観するのではないかとまで言われています」(自民党関係者)

 木原官房長官も政権の番頭役の務めを果たさず、反中感情ムキ出しだ。19日も訪中した外務省の局長が、両手をポケットに突っ込んだ中国外務省の局長に頭を下げたように見える中国メディアの切り取り動画に不満爆発。「日本側としかるべく調整されない形でプレスアレンジされた」として、中国側に抗議した。

 高市政権はパイプ役不在で中国に歩み寄る気配はゼロ。緊張関係は悪化の一途だ。

  ◇  ◇  ◇

 高市首相や政権中枢の外交オンチぶりについては、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。

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