「高市信任」選挙のはずが…与党の自民維新「79選挙区」でバッティングの大矛盾

公開日: 更新日:

東京7区では丸川珠代元五輪相が大ピンチ

 全19選挙区の大阪では14選挙区で競合。意外なのは、全30選挙区の東京でも11選挙区で自民と維新がバッティングしていることだ。中には、競合しているだけでなく、保守系野党が乱立しカオス状態になることが予想される選挙区もある。自民と維新が票を食い合うだけでなく、参政党国民民主党も保守票を奪い合う展開が予想されるのだ。象徴的なのは、旧安倍派の裏金議員だった丸川珠代元五輪相が出馬予定の東京7区だ。

「7区では丸川さんの他、維新から総務省元職員が出馬予定。さらに、参政党から元会社員の女性が立候補し、国民民主党も女性候補の擁立を検討中だそう。4党で票を食い合い、結果的に中道改革連合から出馬する現職の松尾明弘議員が有利になって、自維の共倒れもあり得る。それが分かっているからか、丸川さんは必死に地元回りを展開。『高市総理が財務省の抵抗に打ち勝つ!』と気勢を上げています」(地元関係者)

 漁夫の利を得そうなのが、立・公の新党「中道改革連合」だ。東京7区のみならず、千葉8区や旧統一教会とのズブズブ関係を問題視された山際大志郎元経済再生相が立候補予定の神奈川18区、和歌山1区も自維の他に参政党など保守系野党が乱立模様。中道が浮上してもおかしくない状況だ。

 高市は信任を得られるのか。暗雲が立ち込めている。

  ◇  ◇  ◇

 自維連立政権のデタラメぶりについては、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    高市首相が自衛隊派遣めぐり安倍側近と壮絶バトル→「クビ切り宣言」の恐るべき暴走ぶり “粛清連発”も画策か

  2. 2

    政権内で孤立する“裸の高市首相” 「ストレス高じて心因性疾患」を危ぶむ声

  3. 3

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 4

    高市首相「イヤイヤ集中審議」の一部始終…収まらないイライラ、官邸崩壊もチラつき深まる孤立

  5. 5

    ホルムズ海峡封鎖で習近平指導部が高笑い 中国の石油備蓄量は日本の5倍超、いまだ一滴も放出せず

  1. 6

    これぞ高市流“危機管理”…イラン情勢悪化による医療資材「供給不安」に後手後手の能天気

  2. 7

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  3. 8

    高市首相が参院自民にイライラMAXで爆発寸前! 予算案の年度内成立断念で身内に八つ当たりの醜悪

  4. 9

    愛子天皇の可能性を国会答弁で“否定”し…週刊誌が高市首相を「裏切り者」扱い、新潮は「無傷では済むまい」と凄む

  5. 10

    地方での「高市効果」に限界か…東京・清瀬市長選で自民現職が共産候補に敗れる衝撃

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  4. 4

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  5. 5

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  1. 6

    樹木希林に不倫を暴露された久世光彦

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希またも“自己中発言”で捕手批判? 露呈した「人間性の問題」は制球難より深刻

  3. 8

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  4. 9

    【独自】急死の中山美穂さん“育ての親”が今朝明かしたデビュー秘話…「両親に立派な家を建ててあげたい!」

  5. 10

    柳楽優弥「九条の大罪」23歳新人が大バズり! 配信ドラマに才能流出→地上波テレビの“終わりの始まり”