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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

トランプ大統領の真珠湾発言は軽口にあらず 突きつけたのは「主導権はアメリカ」という現実だ

公開日: 更新日:

 高市首相トランプ大統領会談のアメリカでの第一報で最も大きく取り上げられたのは、経済や防衛に関する合意や成果ではなかった。

 ニューヨーク・タイムズの見出しは「トランプ大統領、日本の首脳との会談で真珠湾攻撃についてジョークを飛ばす」。イラン攻撃を事前に同盟国に知らせなかった理由を記者から問われ、トランプ大統領は「ではなぜ日本は、真珠湾攻撃を事前に知らせなかったのか?」と逆に切り返した。それに対し、高市首相が言葉につまり固まった様子は、複数メディアが共通して伝えている。

 この発言に仰天したのは、むしろアメリカ人自身だった。日米開戦のきっかけとなったハワイの真珠湾攻撃は、アメリカが初めて領土を攻撃された奇襲作戦として記憶されている。一方、戦後80年を経て、日米関係の価値は多くの人に共有されている。そのため現職大統領がこのような歴史を持ち出すことは想定外だった。

 SNSでは「アメリカ人として恥ずかしい」という声が目立つ半面、「日本はひどいことをした」という反応も混在している。

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