トランプ大統領の真珠湾発言は軽口にあらず 突きつけたのは「主導権はアメリカ」という現実だ
高市首相・トランプ大統領会談のアメリカでの第一報で最も大きく取り上げられたのは、経済や防衛に関する合意や成果ではなかった。
ニューヨーク・タイムズの見出しは「トランプ大統領、日本の首脳との会談で真珠湾攻撃についてジョークを飛ばす」。イラン攻撃を事前に同盟国に知らせなかった理由を記者から問われ、トランプ大統領は「ではなぜ日本は、真珠湾攻撃を事前に知らせなかったのか?」と逆に切り返した。それに対し、高市首相が言葉につまり固まった様子は、複数メディアが共通して伝えている。
この発言に仰天したのは、むしろアメリカ人自身だった。日米開戦のきっかけとなったハワイの真珠湾攻撃は、アメリカが初めて領土を攻撃された奇襲作戦として記憶されている。一方、戦後80年を経て、日米関係の価値は多くの人に共有されている。そのため現職大統領がこのような歴史を持ち出すことは想定外だった。
SNSでは「アメリカ人として恥ずかしい」という声が目立つ半面、「日本はひどいことをした」という反応も混在している。


















