“TACO”の新手なのか?トランプ大統領が急ぐ「一方的勝利宣言」で手じまいの成否と戦闘終結後

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 そんなこんなでトランプ大統領は28日に〈イランがたった今、国家が「崩壊状態」にあると伝えてきた〉などとSNSに投稿。〈彼らは指導体制をどうするか答えを見つけ出そうとする中で、速やかに「ホルムズ海峡の開放を行ってほしい」と求めている〉とも書き込んだ。イランが命乞いをしてきたと言わんばかりだ。

 トランプ大統領が「一方的な勝利宣言」で手を引く可能性をかねて指摘していた軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏はこう言う。

「イランの指導層を多数殺害した。高濃縮ウランにしても、空襲で地下深くに埋もれ、核開発能力の復旧には時間を要する。トランプ氏が戦闘終結にカジを切る口実はそろってはいる。ただ、問題は二重封鎖状態のホルムズ海峡をどうするか」

 イラン側は仲介国のパキスタンを通じ、ホルムズ海峡の封鎖解除と米国によるイラン港湾の海上封鎖終了を先に実現し、核問題については追って交渉する案を提示。トランプ大統領が難色を示したため、イラン側は数日以内に練り直した案を改めて提示する運びとされている。

「最新のイラン案では海峡の管理権を握ったままで、通航料徴収で財政を立て直す可能性がある。トランプ氏は容認できないでしょう。勝利宣言後も米軍のオマーン湾展開を継続し、イラン港湾封鎖で経済的圧力をかけ続けるのが現実的。戦闘は終わっても原油輸送は正常化せず、アジアや欧州にとって厳しい状況は変わりません」(黒井文太郎氏)

 11月の中間選挙までにカタはつくのか──。

  ◇  ◇  ◇

 度を越した言動にMAGA派からも正気を疑う声が出てきたトランプ大統領、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。

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