80代の「受け子」、50代の「特殊詐欺」…なぜ中高年が闇バイトに応募してしまうのか?
東京都のHPでは「シニア層も闇バイト募集の対象に」と題し、特殊詐欺の「受け子」として1600万円をだまし取った84歳の男が逮捕された事例で注意喚起している。
■若者の犯罪ではなくなった
背景には、就職氷河期世代やリストラ後の再就職先を探す中高年のほか、年金暮らしで生活苦の高齢者を狙い、アルバイト募集に応募するシニア層が増えているからだという。ITジャーナリストの井上トシユキ氏はこう言う。
「就職やバイト募集サイトに登録している割合が増え、彼らが日常的に募集メールを受け取る習慣を利用しています。就職サイトと見間違える発信元からスパムメールを流しています。これまでの外国人に作らせた片言の文言ではなく、日本人が作成したとみられるクオリティーが高いメッセージです。取材すると、LINE登録やGメールアドレスでのやりとりを誘導されるようです。若い世代のようにXやインスタグラムが入り口ではありません」
井上氏が聞いた事例では、「リモート可。データの分類作業。1日1時間1万5000円から3万円。準備金に8万円支払います」といった案件があったという。


















