軍事大国がなぜ? 米が「兵器枯渇」でイラン戦争は継続困難…トランプ大統領がヘグセス国防長官に激怒!

公開日: 更新日:

「以前からアメリカは、兵器産業の生産能力の低下が懸念されていました。それに、もともと二正面作戦は難しいと指摘されていたのに、ウクライナに兵器を供給しながら、イランと戦うという事実上の二正面作戦になってしまった。大きかったのは、戦争の長期化と戦線の拡大です。当初、2週間で終わるとされた戦争は5カ月あまりになり、空爆目標もイラン南部にまで拡大してしまった。その結果、兵器が枯渇してしまったのでしょう」

 武器・弾薬が尽きれば、戦争継続は難しくなる。いずれトランプ大統領は、戦争終結を宣言せざるを得なくなる可能性がある。

 それでなくても、原油価格が高騰したこともあって、アメリカ国民の半数以上が「軍事行動を起こす価値はなかった」と否定的にみている。サウジやUAEなどの湾岸諸国も、「イラン再攻撃」に対してノーの意思表示をしている。

 いまやトランプ大統領には、「兵器枯渇」「原油高騰」「湾岸諸国の反対」と、戦争をつづけるには3つの壁がある。

「トランプ大統領は、アメリカ建国250年の前にでも『勝利宣言』して戦争をやめてしまえばよかったのではないか」(孫崎享氏)

 最初から益のない戦争だったのではないか。

  ◇  ◇  ◇

 トランプ大統領のTACOぶりについては、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中村倫也が「風、薫る」に大貢献…妻・水卜麻美アナとの「ずっと仲良く」「にこやかな」近況

  2. 2

    欧州初の日本人指揮官誕生へ 森保一監督の“再就職先”は「ベルギー1部の日系クラブ」一択か

  3. 3

    萩本欽一〈34〉私の“運”論 大谷翔平のカネを使い込んだ通訳に「小さな声で『ありがとう』」

  4. 4

    新庄監督の“再就職先”に挙がるまさかの球団 采配に賛否もチームのテコ入れ役にうってつけ

  5. 5

    菅野智之トレード不成立の裏に致命的な“前科”…ここまで11勝4敗でも市場価値が低かったワケ

  1. 6

    巨人が今オフにも菅野智之を“買戻し”へ…完全復活の元エースを待つメジャーとの争奪戦

  2. 7

    腎臓病(4)ソーセージ、ちくわ、プロセスチーズの取り過ぎが腎機能を低下させる

  3. 8

    高市首相“被災地利用PV”が大炎上! ピアノBGM付きでヘリから合掌、酷暑に汗一滴かかない不可解

  4. 9

    被災地を踏み台に…確かにビンビン「伝わる」高市首相の人気取り “政治の師”は激励に駆けずり回るハード視察

  5. 10

    強いショック状態の清水アキラに心配の声…子供を亡くした神田正輝らもたどった遺族ケアの道のり