ひれ伏すメンメンだけを集めたのか 寂しい女帝の寒々しい内閣改造(後編)

公開日: 更新日:

初入閣でチンピラ維新のイケイケ路線は加速するのか

スネに傷あり(中司宏規制改革相)/(C)共同通信社

 改造人事で唯一のサプライズは参院幹事長の交代劇。党内驚愕の「参院のドン」石井準一議員の更迭だ。高市が「参院役員の人事権は私にはない」とシラを切っても、「総理の強い意向」というのが衆目の一致するところ。要職を外された石井と高市の遺恨は、政界の誰もが知っているからだ。

 亀裂の決定打は、先の特別国会での予算審議だ。高市が年度内の3月末までの成立を強く望んだのに対し、少数与党の参院を預かる石井は野党との関係を重視。慎重姿勢を崩さず、成立は11年ぶりに年度をまたいだ。

 願いかなわず高市は「アイツのせいや」とブチ切れ、石井を目の敵にしたようだが、年度内不成立は2月の衆院選強行で審議日程が大幅に遅れた影響が大きい。そもそも高市の抜き打ち解散のせいであり、ドン憎しは逆恨みでしかない。 

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