積水ハウスが63億円被害 不動産業者明かす“地面師”の手口

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 そんな超優良物件に“異変”が起こったのは今年4月24日。登記簿にIKUTA社の名前が記載されたのだ。自身も地面師の被害に遭いかけた不動産業者がこう言う。

「誰も触っていない土地に目をつけ、免許証や保険証をすべて偽造して売り抜きをかける。間には個人でやっているようなブローカーが何社か入り、弁護士を立て、直接やりとりしません。ヤツらはとにかく決済を急ぐ。私の場合、転売しようと思って話を進めていたのですが、転売先が決済に間に合わないという理由で、取引はボツになった。後になって、書類が全部偽造され、地面師による架空取引だと分かった。直接、話をしていたブローカーによると、本人かどうか確認するために『お宅にお邪魔したい』と言うと、『近所の人に知られたくない』と理由をつけ、絶対に家には入れない。その代わり、無理難題をふっかけても揃えるのが難しい書類も含め、すべて提出します。司法書士も書類でしか判断できないので、見極めが困難なのです」

■中間省略登記の仮登記は難しくない

 それにしても、なぜ積水ハウスのような大企業がダマされたのか。

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