日本シリーズの快投に熱視線 マー君の“青天井”評価にメジャーが悲鳴

公開日: 更新日:

 1ドルでも多くの入札金を所属球団に入れたいNPBと、1ドルでも入札金を抑えたいMLB。両者の綱引きはしかし、最終的にNPB側の主張が通る見通しだという。

「つまりMLB側は何が何でも、このオフ、タナカを手に入れたいということさ」とナ・リーグのさるスカウトがこう解説する。

「レギュラーシーズンどころか、ポストシーズンも負けなしのままメジャー挑戦となれば、波及効果は計り知れない。実際に獲得した球団だけでなく、MLB全体に莫大な利益をもたらすことになる。まさしくカネのなる木さ。水面下では早くも入札金に関するさまざまな情報が飛び交っていて、各球団の情報操作を含めた駆け引きもヒートアップしている。仮に日米間の交渉がまとまらなかった場合、最も打撃を被るのはイーグルスでなく、実はMLBなんだ。今回ばかりはNPBの提案に沿った決着以外に考えられない」

<手のひら返しの思惑>

 入札制度が昨年12月に失効したのは、そもそも米国が交渉権を得るためだけに莫大なゼニを払うのを嫌ったからだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは