広島ドラ2九里亜蓮 金髪「特攻隊長」を更生させた祖母の愛

公開日: 更新日:

「中3の夏休みのころが一番問題が起きましてね……。更生しようとしている亜蓮を面白く思わない不良グループから『大会に出るな』とか、いろいろな嫌がらせを受けました。何とか亜蓮を守らないとと思いました」

 全国大会には無事に出場した。が、仕返しされる可能性があった。まず早登江さんが教育委員会に転校を訴えたものの、中3の夏では認められないと却下された。そこで今度は淳子さんがツテを頼って市議会議員に懇願。米子市で自宅から一番遠い東山中に2学期から転校することができた。ただ、「待ち伏せされる可能性があるので、淳子さんが学校への行き帰りを必ず車で送迎する」という条件付きだった。

 苦しかった中3の夏、逃げずに全国大会で投げたから岡山理大付高から声が掛かった。ここからプロへの道をこじ開けた。

 亜大1年時から成長を見続けた大学の先輩でもある広島の松本有史スカウトは言う。
「コントロールがいいし、いい落ちる球も持っている。入団したら直球の質を上げて欲しい。ヤンチャな時代を乗り越えてきただけに、今どきの選手にあまりない、負けん気の強さとか根性とか、そういう精神的な強さも評価しています」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「左膝の半月板が割れ…」横綱・豊昇龍にまさかのアクシデントで稽古中止

  2. 2

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  3. 3

    「ラブホ密会」問題も何のその!小川晶前市長の超“人たらし”戦略 12日投開票の前橋市長選情勢

  4. 4

    アストロズ今井達也の西武への譲渡金ついに判明! NPB広報室から驚きの回答が

  5. 5

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  1. 6

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 7

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 8

    ロッテ前監督・吉井理人氏が大谷翔平を語る「アレを直せば、もっと良く、170kmくらい投げられる」

  4. 9

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  5. 10

    オリックスへのトレードは中日が年俸の半分を肩代わりしてくれて実現した