開幕ナインも決定済み…誰も信じない原監督の「レギュラー白紙」発言

公開日: 更新日:

 故障でもない限り、“内定”の開幕スタメンは、投手・菅野、捕手・阿部、一塁・ロペス、二塁・片岡、三塁・村田、遊撃・坂本、外野・長野の7人。さる球界関係者によると、「広島西武に提出する28人のプロテクトリストから外して欲しいと球団に直訴した選手もいるみたい。特に補強をした投手や内野手からは、これからトレード志願も出てきそう」とチームにも変化が出てきているようだ。

 FAで2人取れば、人的補償で恐らく2人失う。生え抜き選手らに不満が鬱積しないよう、原監督は「白紙」と言い続けなければならないというわけだ。

 DeNAの中畑監督は先週末のラジオ番組で「原巨人あの戦力をもってして(日本シリーズで楽天に)負けたのか。巨人はあんなに同じポジションで補強して役割分担はどうするのかな。井端とかどう使うの?」と巨人をチクリとやっている。とはいえ、巨大戦力を抱える原監督は原監督で、レギュラー陣が固定されることでチーム内の競争がなくなることを最も恐れている。中畑監督からすれば、ぜいたくな悩みでも、それだけ巨人も危うい状況なのかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも