ついにメジャー挑戦直訴も…マー君の「希望球団」はどこなのか?

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 しかし、米大リーグ機構が16日(日本時間17日未明)、日米間で締結されたと発表した新入札制度は、これまでのシステムと大きく違う。入札金の上限は約20億円。楽天の米田球団代表は16日の実行委員会で「これで合意すべきではない」と強く反発したが、メジャーの複数の球団がその金額を入札した場合、選手はその中から好きな球団と交渉できる。田中は入札金が一時は100億円ともいわれたから、複数の球団が20億円を入札することは確実。つまり田中クラスの大物にとって、新制度はFAと同じような位置付けになる。20億円の移籍金を払う球団の中から意中のチームを選べるのに、田中にはその「好きな球団」「行きたい球団」がないというのだ。

■あえて言えば「住みやすい場所」

 これまで米球界に移籍した田中クラスの大物の中で、意中の球団を選べるFAを使ったのは松井秀喜くらい。その松井は子供のころからニューヨークの摩天楼に憧れ、ベーブ・ルースも着たピンストライプのユニホームにこだわった。ファンやマスコミがシビアで、全米一プレッシャーのかかる老舗名門球団で自分の力を試したかった。

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