“真央人気”で3倍増 スケート連盟が貯め込んだ「13億円」

公開日: 更新日:

 まさに真央サマサマだが、スケ連はJOCを通じて「選手強化事業費」として今年度だけで約1億3000万円の税金を受け取っている。現金をたんまり持っているのだから、「血税に頼るな」と言いたくもなるが、スケ連はまだまだ稼ぎ足りないらしい。

■「引退」エサに最後のひと稼ぎ

「スケ連は昨年末の全日本選手権を大会史上初めて、さいたまスーパーアリーナで行った。収容人数は約1万8000席の“大箱”で、過去の会場と比較すると、11年末のなみはやドーム(約6000席)の3倍です。浅田真央安藤美姫高橋大輔ら黄金時代を築いた人気選手が今季限りで引退を表明。彼女たちにとってラストの選手権で、スケ連は最後のひと儲けを狙ったわけです。そのもくろみ通り、この大会で数億円の収益を挙げました」(フィギュア関係者)

 膨れ上がった資産の使い道について、スケ連の担当者は「今後、理事会などで決めていく」と言葉少なだった。過去にはトップが背任で逮捕されたこともある。あまりカネを持ちすぎない方がいいと思うのは杞憂だろうか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  3. 3

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  4. 4

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  5. 5

    ドジャース大谷が佐々木朗希への「痛烈な皮肉」を体現…耳の痛い“フォア・ザ・チーム”の発言も

  1. 6

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  2. 7

    高市早苗氏は大焦り? コバホークこと小林鷹之氏が総裁選出馬に出馬意向で自民保守陣営は“分裂”不可避

  3. 8

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった

  4. 9

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い

  5. 10

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督