真央「トリプルアクセルは2回」 本番直前変更までの紆余曲折

公開日: 更新日:

 女子フィギュアスケート浅田真央(23)が5日、ソチへ向かう前に成田空港で報道陣に対応。武器であるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ=3A)に話が及んだ時に笑みが消えた。

 銀メダルに終わった前回のバンクーバー大会ではショートプログラム(SP)とフリー合わせて3回の3Aを決めたが、「今年に入ってからいろいろ考えた結果、2回(SPとフリーで各1回)」と明言。「バンクーバーで3A3回という目標は達成した」とし、「(フリーは1回の方が)プログラムのバランスがいいですし、得点自体はあまり変わらないので」と回数減の理由を説明した。

■「いろいろ考えた結果」

 今季は試合で3Aを完璧に決めたことはない。スケーティングは安定しており、スピンやステップでは最高評価のレベル4を何度も得ている。女子では浅田しか跳べない3Aを3回跳ぶより、スケーティングや表現力での勝負を選択したのだろう。自身は親しい関係者にも「フィギュアスケーターの集大成として、最後の五輪では技術や芸術性、表現力で勝負したい」と話しているという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  2. 2

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

  3. 3

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  4. 4

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  5. 5

    (1)長嶋茂雄氏の「逆転巨人入り」は、銚子の料亭旅館の仲居さんの一言から始まった

  1. 6

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    今秋ドラフトで割食う巨人…“恋人”の創価大・立石正広が「ミスターの後継者」候補と評価急上昇

  4. 9

    長嶋茂雄さんの「まさかの一言」で高級ブランドショップ店員は素っ頓狂な声をあげ目を白黒させた

  5. 10

    北川景子が味わった二度の挫折 仕事の間にロケバス内の猛勉強で明治大商学部に合格した努力家