“真央人気”で3倍増 スケート連盟が貯め込んだ「13億円」

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 いよいよ、ソチ五輪が7日開幕する。女子フィギュアの浅田真央(23)は何色のメダルを持ち返るのか。ファンならずとも気になるが、真央ちゃん人気によって、日本スケート連盟がボロ儲けしていることをご存じか。

 05年12月に弱冠15歳でGPファイナルを制し、鮮烈なデビューを飾って以降、スケ連は“真央バブル”を享受してきた。公表する財産目録によると、06年6月末に約4.6億円だった「正味財産」は、13年同期で約13.6億円まで膨んだ。実に約3倍増で、うち現預金は約2億4000万円から約9億円に跳ね上がっている。

「大きく貢献したのは、主催大会の放映権料です。05年度に年間約4500万円に過ぎなかった放映権料は年々うなぎ上りで、13年度には約2億円まで増えましたからね」(フィギュア関係者)

 資産増加は職員の待遇アップにも反映されている。スケ連の収支予算書によると、人件費にあたる「給料手当」の総額は過去3年度で6600万円、7000万円、8000万円とトントン拍子で増加。現在の職員数は13人で、1人平均の年収は約613万円。サラリーマンの平均年収(408万円=12年度)をゆうに上回る。

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