史上初100点超え 羽生の飛躍に「金メダル請負人」の教え

公開日: 更新日:

 新時代到来だ。13日(日本時間14日未明)に行われた男子フィギュアスケートのショートプログラム(SP)は、羽生結弦(19)が完璧な演技で101.45点をマーク。SPでは史上初の100点超えでトップに立った。

 世界選手権3連覇のパトリック・チャン(23・カナダ)は、トリプルアクセル(3A)の着氷でバランスを崩しながらも、97.52点で2位につけた。

 第4組の1番手に登場した羽生は、ブルースロックの「パリの散歩道」が流れ出すと、静かに滑り出す。

 最初の4回転トーループを決めると、続く3アクセルも成功。3ルッツ―3トーループのコンビネーションジャンプもノーミス着氷。華麗なステップでも観客たちを魅了。「金メダルに最も近い」といわれてきたチャンに3.93点差をつけた。

「(完璧には)まだまだ程遠いです。五輪ということで足が震えた。でも、やれることはやれた。日本人としてSPの結果は誇らしいと思う。明日に向けて体をしっかり休めて、明日は明日でいい演技をしたい」

 こうコメントしたとおり、五輪という大舞台でSP100という快挙を遂げても、羽生は満足していない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  4. 4

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  5. 5

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界

  1. 6

    世良公則、ラサール石井…知名度だけでは難しいタレント候補の現実

  2. 7

    狩野舞子は“ジャニーズのガーシー”か? WEST.中間淳太の熱愛発覚で露呈したすさまじい嫌われぶり

  3. 8

    WEST.中間淳太がジャンボリお姉さんとの熱愛謝罪で火に油…ディズニー関連の仕事全滅の恐れも

  4. 9

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  5. 10

    元大関・栃ノ心が故国ジョージアの妻と離婚し日本人と再婚! 1男誕生も明かす