坂本の記録まで途切れさせた巨人・原監督のチグハグ采配

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 巨人坂本勇人(25)が1日のヤクルト戦で今季初めてスタメンから外れた。前日の4月30日は3タコで八回の守備から井端に交代。開幕からのフル出場と12試合連続安打が途切れていた。

 この日の試合前練習はいつも通り、キャッチボールや守備練習を行っていた。すると、原監督に「勇人!」と呼ばれ、何やら話し込んだ後、ベンチ裏へ。そのまま打撃練習を行わなかった。原監督は試合前、「コンディションが良くない。ボクの口からはそれしか言えない。あとで広報から何かあるんじゃないかな」と意味深発言。

 坂本の打率はこれまで.311。よっぽどの故障かと思いきや、六回裏に決勝打を放った高橋由の代走に何と坂本が告げられた。東京ドームがどよめく中、盗塁を成功させてお役御免。「走れるんだから故障じゃないのか」と今度は記者席が騒然となったのだが、その後におまけがついた。

「代走で出場しただけでは連続試合出場とはならない」という野球規則があり、09年7月28日の中日戦から続けていた歴代26位、現役では阪神・鳥谷に次ぐ連続試合出場が「662」で途切れてしまったのだ。

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