「宇宙マニア」のロッテ古谷 若田さん帰還の日に勝てず落胆
日本人初の国際宇宙ステーション船長を務め、約半年間の長期滞在から若田光一さん(50)が元気に帰還した。
そのニュースを気にしていたのが、14日のソフトバンク戦に先発したロッテの古谷拓哉。昨オフはロッテの地元である千葉市科学館の一日館長を務めた左腕は、プラネタリウム観賞や科学誌ニュートンを愛読する宇宙マニアなのだ。
この日は4勝目をかけてマウンドにあがり八回1死二塁で降板。2番手益田がタイムリーを許すも、九回1死まで勝ち投手の権利があった。が、3番手西野が長谷川に同点弾を浴びて4勝目はフイに。ベンチでガックリする姿が何度もテレビに映し出された。
昨年は6月から一軍にあがり、同月のオリックス戦ではノーヒットノーランまであと1人という快投でプロ初完投初完封。スルスルと9勝(1敗)をあげてチームのAクラス入りに貢献。それでも年俸は1600万円しかアップ(3000万円)せずガックリしていた。
「今年は1年間活躍して2ケタ勝つのが目標」という遅咲き左腕。20日からは弱いセのチームが相手。そこで勝ち星を稼げば目標達成は難しい話ではない。