エコノミストが統計で分析「コートジボワール戦は勝率9割」
「4」の付く日はほぼ負け知らず
兜町で、サッカー日本代表と株価の関連性が話題になっている。
「日本代表が試合に勝った翌日は、日経平均が上昇するのです。最近の親善試合もそうでした」(市場関係者)
キプロス戦(5月27日)、コスタリカ戦(6月2日)、ザンビア戦(6月6日)と日本は3連勝。株価も34円高、98円高、46円高と3連騰だ。
ちょっと古いが、日本がW杯初出場を決めた「ジョホールバルの歓喜」(97年11月)の翌日も、日経平均は1200円アップしている。
12年のロンドン五輪もジンクス通りだ。1次リーグでスペイン、モロッコに勝ち、ベスト4進出をかけたエジプトとの戦いも制した。日経平均は例外なく上昇している。一方、銅メダルをかけた韓国戦で日本は負けて、株価も下落した。
こうなると、週明け16日の株価は、14日(日本時間15日午前10時)に行われる日本代表の初戦、対コートジボワールにかかってくる。
三井住友アセットマネジメントの宅森昭吉チーフエコノミストは、「日本が勝つ確率は9割近い」と分析した。これもジンクス好きの兜町ならではの“統計学”に基づいているという。