チームと監督をミスリードしてしまった本田圭佑の“ビッグマウス”

公開日: 更新日:

「本田本人は『トップ下が自分の家』と主張しているが、本田がトップ下にいることで攻撃のスピードが落ち、攻守の連動性も低下してしまった。日本代表が世界と戦うに当たり、私は以前から『個の力で勝負しても太刀打ちできない』『組織的ディフェンスが必要』『前線からのプレッシングサッカーが不可欠』と主張し、日本代表に『本田は不要』と繰り返し提言してきました。ところがザッケローニ監督は、頑として本田中心のチームづくりをやめませんでした。ザックと本田は、グループリーグ敗退の責を負わなければならないでしょう」(ドイツサッカー協会公認S級指導者・鈴木良平氏)

 コロンビア戦では、後半に入るとヘロヘロになって足が止まり、4回のFKのチャンスも生かせなかった。試合後、呆然自失でピッチをさまよった本田。去就に注目だ。

本田圭佑のコメント

「『無念』の一言です。それを招いたのは自分自身なので、全てを受け入れる必要があると思います。非常に悔しいですけど、これが現実ですし、優勝とまで言ってこんな散々な結果ですから、自分たちが未熟すぎた結果。今は全てを受け入れて、今後どうしていくか時間をあけたい。敗者なんで、何を言っても意味がない。受け入れるしかない。もっと、希望を持って最後まで見せたかったけど、口だけで終わってしまって申し訳ない」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  3. 3

    浜田省吾が吉田拓郎のバックバンド時代にやらかしたシンバル転倒事件

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    「いま本当にすごい子役」2位 小林麻央×市川団十郎白猿の愛娘・堀越麗禾“本格女優”のポテンシャル

  1. 6

    幼稚舎ではなく中等部から慶応に入った芦田愛菜の賢すぎる選択…「マルモ」で多忙だった小学生時代

  2. 7

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  5. 10

    フジテレビ系「不思議体験ファイル」で7月5日大災難説“あおり過ぎ”で視聴者から苦情殺到