3戦連続弾メッシはマラドーナを超える英雄になれるのか?

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「そのため、アルゼンチン国内では<母国を捨てた男>とメッシを見る目が厳しく、少々の活躍では認められない。ちょっとでも調子が悪いと、<代表のユニホームに対する愛が感じられない>と批判を浴びる。メッシも、自分より周囲の選手にゴールしてもらおうと遠慮がちなプレーが目立ち、悪循環に陥っていた」(サッカー誌記者)

■周囲が献身的にフォロー

 しかし、今大会のメッシは生まれ変わった。自ら積極的にシュートを放ってチームを牽引し、周囲の選手もメッシを生かそうと献身的にフォローしている。

 かつて「マラドーナのチーム」で86年W杯メキシコ大会を制して以来、アルゼンチンは優勝から見放されている。決勝まで進み、永遠のライバルであるブラジルを撃破して通算3度目のW杯優勝をもたらせば、メッシは名実ともに「マラドーナの後継者」として認められる。

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