本当にアギーレでいいのか? 次期代表監督の「必要絶対条件」

公開日: 更新日:

 アギーレの対抗馬として名前が挙がっているのが、ベスト8に進んだコロンビア代表のホセ・ペケルマン(64)。母国アルゼンチンのU-20代表を率いてユースW杯を3度(95、97、01年大会)制して評価を高め、06年ドイツW杯にアルゼンチン代表監督として出場した。準々決勝で開催国ドイツにPK戦で敗れ、第一線から退いたかに見えたが、12年1月にコロンビア代表監督に就任。ブラジルW杯南米予選で苦戦中のチームを立て直し、4大会ぶりの出場をもたらした。

 ネックは年齢だが、ユースW杯3回優勝からも分かるように若手の能力を見抜く部分も買われている。柔和な性格でカネや名誉にも無頓着。日本社会にもすんなり溶け込めるだろうといわれる。

 日本と縁のある指導者として10年Jリーグを制した元名古屋監督のストイコビッチ(49)、鹿島をJ史上初の3連覇に導いたブラジル人指導者オリベイラ(63)、95~96年に名古屋を指揮した現アーセナル監督のベンゲル(64)らの名前が取り沙汰されている。

■“人柄満点”だけでは元の木阿弥

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い