【準々決勝プレビュー】手負いの3強 優勝候補が最悪全滅も
両チームとも延長120分を戦い、中3日での試合。“戦術はメッシ”で勝ち上がってきたアルゼンチンは、エースの出来にすべてがかかる。1次リーグは省エネでプレーできたメッシだが、スイス戦で走行距離が10キロを超え、明らかに消耗している。
「ベルギーは自信にあふれ、イケイケの状態。アルゼンチンにガチンコ勝負を挑んでくる。米国戦の延長前半から登場し1得点1アシストの活躍を見せたFWのルカク(21)を終盤の“スーパーサブ”に使えば、アルゼンチンには脅威です」(前出・小室氏)
メッシがボールを持てば数人に囲まれる。中央突破を無理やり繰り返せばベルギーの思うツボ。かといってケガのアグエロの代役FWラベッシ(29)やイグアイン(26)との連係も全くダメ。前線の“汗かき役”ディマリア(26)まで封じられると、アルゼンチンには攻め手がなくなる。
(過去の対戦=アルゼンチン3勝1敗)
●オランダvsコスタリカ
(7月6日・日本時間午前5時 サルバドル)