巨人サヨナラ負け ナインの混乱深める原監督の“錯乱采配”

公開日: 更新日:

 動きまくる指揮官と主将の微妙な関係は、とっくに他球団に見透かされている。

 長野の打率は.283。成績はそこまで悪くないというのに、自信を喪失気味。2試合続けてスタメン落ちした広島戦の練習中、原監督に何やら厳しく言われていた。あるメーカー関係者が言う。
「長野は関係者を通じ、打率上位の広島・菊池のバットの形状を“取材”した。菊池のバットは910~920グラムと少し重め。グリップエンドも太めの中距離打者仕様だった。長野が使っているのはヘッドに重心がある長距離仕様だから、全然違うタイプです」

 11年の首位打者が、バットの形状を変えることまで考えるほど追い込まれている。

 原監督は公式ホームページのコラムで「少々動きすぎと言われようが、自分自身も鼓舞するつもりで動き続けたい」と宣言している。ナインは戦々恐々だ。
 指揮官の“錯乱”采配に混乱する巨人ナイン。2位阪神との差は1.5ゲームに縮まった。混セの要因は原監督がつくっている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動