スイスの17歳新星ベンチッチ テニスの師匠はヒンギス母娘

公開日: 更新日:

 これで17歳というのだから、これからどんな選手に成長するのか。スイスの新星プロテニスプレーヤー、ベリンダ・ベンチッチ(17)だ。

 15日から本戦が始まった女子プロテニスの東レ・パンパシフィック・オープン。ベンチッチは全米オープン女子シングルスで8強入りしたことで、今大会に主催者推薦で今大会に出場。すると、初戦でいきなりジャイアント・キリングをしてのけた。相手のクズネツォワはシングルスでは全米、全仏オープンを制し、ダブルスでも全豪オープンで05、12年に優勝した実力者。ベンチッチはそんなグランドスラム優勝経験者を、6-3、6-0とわずか1時間7分で料理したのだ。

 テニスの師匠はかつて一世を風靡したマルチナ・ヒンギス(33)の実母メラニー・モリターさん。ヒンギス本人も現在、ベンチッチのメンター(相談相手、アドバイザー)を務めている。今回の東レでは、新旧天才少女コンビとして、ヒンギスとダブルスも組む。

 プロ初勝利が去年の東レと、今大会との相性もいい。「日本ではいつもいい成績が残せているわ」と笑顔のベンチッチ。躍動する17歳にファンはくぎ付けだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  2. 2

    横綱・大の里まさかの千秋楽負傷休場に角界から非難の嵐…八角理事長は「遺憾」、舞の海氏も「私なら出場」

  3. 3

    2026年大学入試はどうなる? 注目は公立の長野大と福井県立大、私立は立教大学環境学部

  4. 4

    東山紀之「芸能界復帰」へカウントダウン着々…近影ショットを布石に、スマイル社社長業務の終了発表か

  5. 5

    「総理に失礼だ!」と小池都知事が大炎上…高市首相“45度お辞儀”に“5度の会釈”で対応したワケ

  1. 6

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  2. 7

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  3. 8

    義ノ富士が速攻相撲で横綱・大の里から金星! 学生相撲時代のライバルに送った痛烈メッセージ

  4. 9

    同じマンションで生活を…海老蔵&米倉涼子に復縁の可能性

  5. 10

    独立に成功した「新しい地図」3人を待つ課題…“事務所を出ない”理由を明かした木村拓哉の選択