日本人男子初 錦織圭が目指す「第5のGS」出場の可能性

公開日: 更新日:

 日本人初のグランドスラムファイナリストが早くも動きだした。

 全米オープン(OP)テニス男子シングルスで準優勝した錦織圭が11日(日本時間12日)、練習拠点である米フロリダ州のIMGアカデミーで練習を再開。22日開幕のマレーシアOP(クアラルンプール)に向けて汗を流した。

 日本人で初めて4大大会で決勝進出を果たした錦織が次に目指すのはワールドツアーの年間最終戦である「ATPワールドツアー・ファイナル」(11月、ロンドン)だ。

 この大会はシーズン上位8人が出場し、レベルの高い戦いが繰り広げられることから「第5のグランドスラム」と位置付けられている。大会への出場資格は過去52週間で得たポイントで決まる世界ランク(錦織は現在8位)とは別に、4大大会など今季の出場18試合での年間獲得ポイント上位8選手のみに与えられる。すでに1位ジョコビッチ(8150)、フェデラー(6880)、ナダル(6645)、チリッチ(3925)の4人が出場を決め、4枠を残すのみだ。今季ここまで錦織は3575ポイントで5位。10位のディミトロフ(3335)まで僅差で争っている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗