横審も「態度悪い」と批判 横綱白鵬なぜ“裸の王様”と化した?

公開日: 更新日:

 相撲協会のタニマチであるNHKは、大相撲中継の後に、白鵬のこれまでの優勝の軌跡を録画で流し、「偉大な記録」を褒め称えていた。大鵬は天国でその映像をどう見ていただろうか。

 35代横綱の双葉山は連勝が69で途絶えた時、「我いまだ木鶏たりえず」という言葉を残した。昔の日本人は横綱に男としての理想を求め、言動を手本とし、尊崇の念を抱いてきた。

 それが今はどうか。暴力事件で引退を余儀なくされた朝青龍は、優勝回数が増えるにつれて不遜な態度になっていった。誰も忠告できず、お山の大将は土俵を追われた。

 それでも協会が、外国人を大相撲の世界に引っ張り込んで収益をあげる図式は今後も変わらないのだろうか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【夏の甲子園】初戦で「勝つ高校」「負ける高校」完全予想…今夏は好カード目白押しの大混戦

  2. 2

    ドジャース大谷翔平「絶対的な発言力」でMLB球宴どころかオリンピックまで変える勢い

  3. 3

    やす子「ドッキリGP」での言動が物議…“ブチ切れ”対応で露呈してしまった芸人の器量と力量

  4. 4

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  5. 5

    中央学院戦の「1安打完封負け」は全部私の責任です。選手たちにもそう伝えました

  1. 6

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明

  2. 7

    タレント出身議員の“出世頭” 三原じゅん子氏の暴力団交遊疑惑と絶えない金銭トラブル

  3. 8

    巨人の正捕手争い完全決着へ…「岸田>甲斐」はデータでもハッキリ、阿部監督の起用法に変化も

  4. 9

    ドジャース大谷翔平の突き抜けた不動心 ロバーツ監督の「三振多すぎ」苦言も“完全スルー”

  5. 10

    萩生田光一氏「石破おろし」がトーンダウン…自民裏金事件めぐり、特捜部が政策秘書を略式起訴へ