デ杯コーチ提言 「錦織圭を目指すならクレーコートで練習を」

公開日: 更新日:

 錦織圭(24)の活躍から、全国各地のスクールでテニスを始める子供が増えている。

 そんな中、25日には日本プロテニス協会が指導者を対象としたセミナーを開催。ロンドン五輪代表の添田豪(30)を育てた、日本テニス協会ナショナルチーム・デビスカップ代表コーチ増田健太郎氏(43)を講師に招き、スペインや豪州の練習法など実技を交えて指導した。

 全日本選手権でシングルス連覇の実績があり、ジュニア世代の指導にも携わる増田ヘッドコーチは、若年層の強化には「クレーコート(土)で練習することが効果的な強化法のひとつ」とこう続ける。

「人工芝のオムニコートやハードコートとは異なり、クレーコートは球足が遅くなるため、効果的なショットを出すには一球一球、しっかりと力を入れて打たなければなりません。ラリーも増えるため、フィジカルが鍛えられる上に、テクニックも身に付きます」

 日本のテニススクールでは、インドア施設にじゅうたんのような素材を敷き詰めた「カーペットコート」を使用するケースが増えている。オールシーズン快適で維持管理に手間がかからないためだが、このコートは球足が速くなるのが特徴だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑