シュート後に2回転…インテル長友が右肩故障でリタイア
インテル(イタリア)の日本代表DF長友佑都(28)が、ヨーロッパ・リーグF組ドニプロ(ウクライナ)戦(日本時間28日午前5時キックオフ)で古傷の右肩を強打し、前半途中で負傷交代してしまった。
右SBで先発した長友は、開始直後から積極的に相手エリアに進入。攻守にアグレッシブに動き回った。1-1で迎えた前半34分、相手右サイドをドリブルで突破。味方選手とのパス交換で抜け出し、相手GKと1対1となった。右足を振り抜いてシュート。ボールは枠から外れ、アクシデントにも見舞われた。
シュートの直後、勢い余って右肩からピッチに叩き付けられて2回転。立ち上がる前から左手で右肩を押さえ、激痛に顔をしかめながらピッチサイドでドクターの治療を受けたが、その後はスタジアムの医務室に直行だ。
長友はFC東京時代の09年10月、練習中に右肩を痛めて以来、何度も脱臼に悩まされている。11年7月にも脱臼して戦線離脱し、日本代表戦を欠場したこともある。
23日、長友は日本代表MF本田圭佑(28)所属のミランとのミラノ・ダービーにフル出場。試合後には「W杯後は夢や目標を見失ったが、今はもう吹っ切れた」と心機一転を誓ったばかり。その直後の負傷リタイアだけに、ツキがない。