全日本最年少勝利 バドミントン界新星・奈良岡功大の将来性

公開日: 更新日:

 男子バドミントン界に新鋭が現れた。2日、開幕した全日本総合選手権で史上最年少で勝利した奈良岡功大(13=青森・浪岡中1年)のことだ。

 予選1回戦で昨年の高校総体シングルス準優勝の保木卓朗(19)に2-1で逆転勝ち。2回戦では実業団選手に敗れて史上最年少での本戦出場は逃したものの、潜在能力の高さをアピールした。

 青森の弘前工業高校時代に国体出場経験のある父・浩さん(44)がコーチを務めるバドミントンクラブで5歳から競技をスタート。

 小学校に進んでからは1日3000スイングの素振りをこなし、自宅では浩さんのマンツーマン指導で壁打ちを繰り返した。小6だった昨年、JOCジュニアオリンピックカップ(中学2年生以下の部)で、史上初めて小学生王者になるなど頭角を現した。

 今年8月の全国中学校大会に1年生ながら優勝。9月の全日本ジュニア選手権大会(高校生以下が対象)で3位に入り、今大会の出場権を得た。将来の夢は「20年東京五輪での金メダル」という。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?