9年ぶり日本復帰も…金満SBで囁かれる「松坂の飼い殺し」

公開日: 更新日:

「松坂の名前を知らない野球ファンはいない。注目度の高い1年目は一軍で使っても、先発で炎上を繰り返せば2年目からはファーム暮らしもある。工藤監督だって、この戦力ではBクラスは許されない。古巣(西武)の後輩といっても甘い顔はできませんよ。それに、今のソフトバンクはカネがある。大リーグでいえばヤンキースみたいな球団ですからね」

 ヤンキースといえば06年オフ、約30億円の入札金で井川(当時阪神・現オリックス)を獲得。5年総額約25億円で契約しながら、戦力にならないとみるや2年目以降はマイナーに置いて使わなかった。

「その程度の投資失敗は痛くもかゆくもないからです。実際には松坂と4年16億円で契約したともいわれるソフトバンクも人件費に枠はない。ヤンキースと同じようなものですよ」(前出OB)

「平成の怪物」が死に場所に選んだ福岡の地で、どんなドラマが待っているだろうか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 3

    大関取り安青錦の出世街道に立ちはだかる「体重のカベ」…幕内の平均体重より-10kg

  4. 4

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  5. 5

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  1. 6

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 7

    小野田紀美経済安保相の地元を週刊新潮が嗅ぎ回ったのは至極当然のこと

  3. 8

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 9

    「しんぶん赤旗」と橋下徹氏がタッグを組んだ“維新叩き”に自民党が喜ぶ構図

  5. 10

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み