“厳冬”査定で予算捻出 巨人がグリエルに「2年8億円」情報

公開日: 更新日:

 巨人が獲得を目指すユリエスキ・グリエル内野手(30)との交渉が大詰めを迎えている。巨人と残留を望むDeNAはともにキューバ側に条件を提示済み。DeNAの高田GMは、今月中旬に方向性が出るとの見通しを語っている。

 DeNAは今季の年俸1億円より大幅に増額した1年3億円以上を提示。キューバ野球協会が出しているとされる「グリエルの弟も一緒に契約」という無理難題にもGOサインを出すなど、柔軟な姿勢で誠意を見せている。弟とは22歳のユニエルキス遊撃手のことだ。

 一方、巨人の提示額はいくらなのか。「DeNAの3億円を上回る1年4億円」と中南米事情に精通する球界関係者が明かす。

「キューバ選手との契約は1年ごとに更新するルールだったが、ロッテはデスパイネと2年5億円プラス出来高払いで残留が合意。政府から2年契約の許可が出た以上、巨人も2年8億円程度を用意しているとされています」

 前日、FAでの入団会見を行った相川は、ヤクルト時代の今季の年俸1億1000万円から5000万円減の推定6000万円で1年契約を結んだ。日本球界最高年俸選手の阿部も1億円近く減給されるなど、“金満”らしからぬ厳しい査定が行われている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー