DeNA高田GMを直撃 「グリエルは引き留められますか?」

公開日: 更新日:

「まだ巨人に決まったわけじゃないからね」

 こう話すのはDeNAの高田繁GM(69)。26日に一部スポーツ紙が1面で、「巨人がグリエル獲得に乗り出す」と報じた。残留方針を固めているDeNAには、横やり以外の何物でもない。この日、「NPBアワーズ2014」に出席した高田GMを直撃した。

――巨人がグリエル獲得に乗り出すそうですが、残留に手応えは?

「ウチ以外のところが取りにいくというのは、考えてないわけじゃない。あれくらいの大物はキューバにもなかなかいないからね。あとはデスパイネくらいでしょ。来年もウチに来てほしいと思っている。10日以降にキューバとの交渉が解禁になるけど、(キューバの意向など)相手のことがあるから、こればかりは交渉をやってみないとわからないよ」

――DeNAはかなりの好条件を提示して、残留を要請していると聞いています。

「条件だけなら、巨人やソフトバンクに勝てるわけがない。条件だけならね。あとはいろいろ(今季)一緒にやったこと、慣れもあるだろうし、その辺でどうなるか。自信? そこばかりは本当に、交渉してみないとわからないんだよ」

――一説には、「グリエルの母親が巨人入りを勧めている」という話もあります。

「母親が? それはないだろ。関係があるわけない。作り話だと思うよ、それは。(キューバ代表として)野球をやっていたお父さんが、というならまだしもね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性