高校サッカーSF 星稜vs日大藤沢の「10番対決」が見もの

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 ベスト4が出揃った全国高校選手権。10日に埼玉スタジアムで準決勝2試合(神奈川・日大藤沢―石川・星稜戦、千葉・流通経大柏―群馬・前橋育英戦)が行われる。

 4強の中でダークホースの日大藤沢が不気味な存在。激戦区・神奈川を制した勝負強さは、5日の準々決勝・静岡学園戦でも健在。背番号10のドリブラーで両親がペルー人のMF田場ディエゴは徹底マークで動きを封じられたが、2戦9得点無失点の静学相手に2―1で逃げ切りに成功。初のベスト4入りだ。

「準決勝では、星稜のエースMF大田と田場との“背番号10対決”が見もの。星稜の大田は、5日の大阪・履正社戦で2試合連続となる決勝ゴールを決め、4強の中で一番“当たっている”選手です。総合力では、流通経大柏と前橋育英の勝者が優勝候補。しかし、日大藤沢と星稜の勝者が勢いに乗って決勝でも粘り強く戦い、一気に初優勝という可能性もある」(スポーツ紙高校サッカー担当記者)

 星稜・大田は「(背番号10は日本代表MF)本田先輩と同じ。プレッシャーはあります」と言うが、試合になると伸び伸びとプレー。

 準決勝、決勝でも活躍して優勝を手繰り寄せる勢いである。

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