イタリア語堪能インテル長友が描くセカンドキャリアの正体

公開日: 更新日:

 セリエA・インテル所属の日本代表DF長友佑都(28)の口から「引退も考えた」と衝撃発言が飛び出したのは、帰国した23日に出席した「体幹トレーニング本のPRイベント」終了後、囲み取材を受けた時だった。「ブラジルW杯で燃え尽きてしまった。引退してセカンドキャリアを選択しようと思った時期もあった」(長友)

 報道陣から「セカンドキャリアとは?」と聞かれても、長友は「引退するまで絶対に明かしません」と口を閉じたが、イタリアサッカー界に詳しい関係者が「堪能なイタリア語を駆使して、テレビ放映権や選手の移籍代行などエージェント業をやる」とこう続ける。

「10年7月、長友はFC東京からセリエAチェゼーナに移籍。その際、現地の中堅代理店M社が仲立ちした。このM社はセリエAのアジア向け放映権を持ち、長友はM社の日本現地法人の社長に納まるようです。あとは日本人選手の欧州移籍、イタリア人選手のJリーグなどアジア各国のプロリーグへの移籍も手掛ける」

 長友はイタリアの水がよほど合ったのか、あっという間にイタリア語を習得し、異国暮らしにも短期間で慣れ親しんだ。

 ザッケローニ前日本代表監督が「ユートはイタリア人よりもイタリア人らしい」と話していたものだが、日常的な振る舞いは、完璧にイタリア人のソレである。セカンドキャリアでも長友は成功する――。

 前出の関係者は太鼓判である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元フジテレビ長谷川豊アナが“おすぎ上納”告白で実名…佐々木恭子アナは災難か自業自得か

  2. 2

    フジ・メディアHD経営刷新委に吉田真貴子氏の名前…"高級和牛ステーキ接待"で辞職→天下り疑惑の元総務官僚

  3. 3

    「(来季の去就は)マコト以外は全員白紙や!」星野監督が全員の前で放った言葉を意気に感じた

  4. 4

    26億円投入のお台場巨大噴水事業が「フジ日枝案件」と露見…小池都知事による激怒と錯乱と珍答弁

  5. 5

    (61)寅さんのおかげで子供4人を大学に入れることができた

  1. 6

    中居氏問題の根底にある「旧ジャニーズ」の大きすぎる存在…フジは“パイプ役”藤島ジュリー景子氏と関係断絶できるのか

  2. 7

    星野監督1年目…周囲から浮いても関係ない「今岡は変わった」と思わせたくてアップから全力だった

  3. 8

    石丸伸二陣営が会見で露呈したグダグダ…都知事選の公選法違反疑惑で事務局長が“新証言”、買収の疑い強まる

  4. 9

    今年のロッテは期待大!“自己チュー” 佐々木朗希が去って《ようやくチームがひとつに》の声

  5. 10

    【新連載】星野監督は講演会でいきなり「おまえはクソ生意気らしいから野村さんと全然あかんかったんやろ!」