主砲復帰も混乱拍車?巨人が陥る“しっちゃかめっちゃか”

公開日: 更新日:

 阿部の一塁コンバートは、「新成」を掲げる巨人の目玉のひとつ。大黒柱の代わりなどいない。昨季まで正一塁手だったロペス(現DeNA)も、だから放出した。一塁は沖縄キャンプの実戦では主に堂上が務めたものの、右手親指を骨折してこちらも離脱。中井、亀井、井端、6日のオリックス戦では村田が三塁から回り、大田も守るなど、日替わりの状況だ。
 

「原監督の『危機管理』の一環として、外野の長野を一時的に一塁へ回すという仰天プランもささやかれている。右ヒジと右ヒザのW手術明けの長野について『少し遅れている』と原監督は話しているように、開幕にギリギリ間に合うかというところ。打撃力を生かしたいのはやまやまだけど、長いシーズンを考えれば、負担を減らしたいのが本音。長野は日大時代、途中まで三塁を守っていた。一塁ならできると判断してもおかしくはない。もし阿部が再び離脱したり、調子が上がらないようなら、長野が一塁ミットを持っている可能性もありますよ」(チーム関係者)

 前主将の復帰は喜ばしいが、首、左足などにも古傷を抱える手負いの状態だけに、チームのあちこちに影響が出ることは必至である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々