主砲復帰も混乱拍車?巨人が陥る“しっちゃかめっちゃか”

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 阿部の一塁コンバートは、「新成」を掲げる巨人の目玉のひとつ。大黒柱の代わりなどいない。昨季まで正一塁手だったロペス(現DeNA)も、だから放出した。一塁は沖縄キャンプの実戦では主に堂上が務めたものの、右手親指を骨折してこちらも離脱。中井、亀井、井端、6日のオリックス戦では村田が三塁から回り、大田も守るなど、日替わりの状況だ。
 

「原監督の『危機管理』の一環として、外野の長野を一時的に一塁へ回すという仰天プランもささやかれている。右ヒジと右ヒザのW手術明けの長野について『少し遅れている』と原監督は話しているように、開幕にギリギリ間に合うかというところ。打撃力を生かしたいのはやまやまだけど、長いシーズンを考えれば、負担を減らしたいのが本音。長野は日大時代、途中まで三塁を守っていた。一塁ならできると判断してもおかしくはない。もし阿部が再び離脱したり、調子が上がらないようなら、長野が一塁ミットを持っている可能性もありますよ」(チーム関係者)

 前主将の復帰は喜ばしいが、首、左足などにも古傷を抱える手負いの状態だけに、チームのあちこちに影響が出ることは必至である。

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