DeNAに惜敗も 広島「赤ヘル打線」は黒田の“呪縛”解けた

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「そりゃもう、みんなガチガチでしたよ。点を取らなきゃ、しっかり守らなきゃって、正直、あんなに緊張したことはなかったですね」

 31日のDeNA戦前、広島の選手がこう言っていた。メジャー帰りの黒田の復帰初先発となった29日のヤクルト戦を振り返っての話だ。

「ファン、マスコミの異常な注目の中で黒田さんをいきなり負け投手にするわけにはいかないと、試合終了までベンチも選手もホント異様な雰囲気だった。開幕カードの得点は2点、1点、2点? そりゃ、点は入りませんって。あれだけ緊張してたら。でも、なんとか黒田さんに白星をつけることができて、もう、呪縛は解けましたよ」

 その言葉通り、オープン戦から眠り続けていたカープ打線がこの日、火を噴いた。先発の大瀬良が三回までに7点を奪われながら、横浜投手陣から17安打の6得点。追い上げむなしく1点差で敗れたものの、黒田の呪縛が解けた赤ヘル打線は怖い。

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