【CL】4強進出バイエルンの“ゲルマン魂”とは言えない強さ

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 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)が、地元での欧州CL準々決勝・ポルト(ポルトガル)戦の第2レグ(日本時間22日早朝開始)を6―1で圧勝。敵地での1―3敗退の借りを倍返しにして、準決勝進出を決めた。

 前半14分、MFチアゴの先制ヘッドを皮切りに怒涛のゴールラッシュが始まり、前半だけで5得点の荒稼ぎ。ポルトをこてんぱんにやっつけた。

 ドイツサッカーの強さを「ゲルマン魂」という言葉で表すことがある。「苦境に陥っても諦めない心」「不撓不屈の精神力」といった意味合いだが、この「ゲルマン魂」がバイエルンの大逆転劇を生んだのだろうか? 

 かつてのドイツは体力重視のパワーサッカーを信奉し、さらに強靱なメンタルを武器に粘り強く戦った。この時に“ゲルマン魂”が引き合いに出されることが多かった。

「今のドイツサッカーは個人のスキルアップ、試合中の柔軟な戦術変更などを加味した近代サッカーを展開。中でも名将グアルディオラ監督率いるバイエルンの選手は、フィジカルとテクニックをうまく融合させ、さらに勝負強さも兼ね備えている」(サッカー記者)

 第1レグでは不覚をとったが、根性や気合だけに頼るのではなく、攻守にレベルの高いプレーで巻き返した。さすがは優勝候補の最右翼だ。

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